アングル

お客さんのMGMちゃんの実家で採れるだだちゃ豆がとても美味しい。
毎年もらっていたが、今年は収穫させてもらえることになったので、
MKさんと一緒にMGMちゃんの実家に遊びにいった。

豆を採る前に家の周りのたくさん畑をMGMちゃんに案内してもらった。
せっかくなので、写真を撮ろうということになった。
こういうときは必ずMKさんが写真のポジショニングをきめたがる。
そして、選んだのがこれ↓




・・・・
ここ、MGMちゃんちの畑じゃなく、ご近所さんの家の畑・・・
なんとかベリーっていうカワイイ実がなっていた。
MKさん的には、己もその実の仲間ってことだと思う。きっと・・・

で、あたしもその前で写真を撮ってもらおうと思ったら、
おんなじとこで撮ってもつまらないからって移動させられた。
あたしもカワイイ実の前で・・・

しょうがない、もっといいアングルを見つけようっ
そして、あたしはMGMちゃんちの畑でナイスアングルを見つけたっ!!

携帯をMKさんに渡し、こう撮ってくださいと支持をして、ポーズをとった。


「撮れたよーっ!!」

って、写真を見せられた。
違ぁぁっうっ!!、全然違うっ!
あたしの思惑に反した写真。

「あたしが、お手本を撮りますからMKさんモデルしてください」

それがこれ↓




もの凄く大きな木によじ登ってるぅぅぅっ!!!
危ないよーっ


に見せかけて、実は低いんでしたっ!!




って、こういう写真を撮りたかったの。

だから、これ↓じゃあバレバレですから・・・
しかも、シャッターチャンス早すぎたんですね(T_T)



これでわかりましたね、さあ、MKさん撮って下さいっ♪♪




「飽きたーっ、早く豆採ろうよっ」

Σ( ̄□ ̄;)


今日の思い出写真、あたしだけ微妙だよ・・・
豆じゃなくて、あたしを採って(撮って)!!


もちろん、お豆最高に美味しかったっ
また来年も行きたいなっ

MGMちゃんがあたしを哀れんでか、
採れたて茹でたて豆を食べている写真を撮ってくれました。
ありがとう。





あたくしごとで、すいません。

反面教師

今年の夏は暑かった・・・
7月にはアメリカへ買い付けに行き、8月は海水浴を満喫し、
お休みのたびに遊びに出かけてっ
と、夏中精力的に活動をしていたが、暑さのせいで
あまり食欲がなく、若干やせたっ

しかし・・・
秋になって涼しくなったとたん、モリモリと
食欲が戻り、体を動かしたくなくなり、
体重も OVER・・・

と、いうわけで、ダイエットのため温泉(スパ)に
行くことにした。
温泉でダイエット??
と思うかもしれないが、あたしにとっての
温泉ダイエットはただ汗を流しに行くわけではないっ
温泉に来ている、叔母様たちの3段腹と、
自分の3段腹予備軍のお腹を眺めながら
自分を戒める!!
そう、名づけて 
『人の振り見て、我が振りなおせ、戒めダイエット』

湯につかりながら、もの凄く腹筋が鍛えられるのだ。
しかし、今回はあまり戒めさせてくれそうな方がいない・・
みんなスレンダーなのだ。
逆に皆があたしを見て戒めているのではないか・・・
と思いながら、湯につかっていると、

来たっ!!

豪快な笑い声と共に、豪快な体格のおば様が!!
welcomeっ!!

お友達と一緒にあたしのいる露天風呂に腰を下ろした。
なんだか大声で、世間話をしている。
すると、お友達の方が、
「あんた、少し痩せたんじゃなぁいっ?!」

えっ?? マジで? どこが?
お世辞でもそりゃないだろーっ
と素直に思わせてくれる、いろんな意味で豪快なおば様は・・・



「あんた、今頃気づいたのっ、
         
い・ま・さ・らぁ~っ↑」


おおっ!
IKKOさんの、どんだけぇ~っ をも凌ぐ、
いまさらぁ~っ が夜の露天風呂に響き渡った


笑いをこらえるのに、今までないぐらい腹筋が鍛えられたことは
言うまでもない。


そして、逆に勇気をもらったあたしは、
家に帰って速攻ビールを飲んだ・・・

あたくしごとで、すみません・・・

子供の夢

今更ですが七夕の出来事、語らせてくださいっ

8月初旬、この日はMKさんとゆりあげに海水浴にいった。

浜っ子のあたしは、MKさんに波との対決の仕方を伝授し、
大いに波と戯れたっ、大人なのにってぐらいっ(笑)
その後、お客さんのFTS君に船でクルージングをさせてもらい、
くったくたになるまで遊んだ。
あげく、MKさんは船酔い・・・
あたしの車で出かけたので、あとはMKさんを家に送って帰って
休もう。
「送ります」
と言いかけたその時、
「りょーこちゃん、水着買いに行こうっ!!」

えーえーえーっ!!! 海水浴したその足で買物って・・・
老体にムチうちすぎだよーっ(泣)
船酔いどーしたーっ?!

しかし、MKさんは一度言い出したら聞かないのは、
長い付き合いなので知っている。
まあ少しなら、と思い近場のエアリに行くことにした。

エアリに着くと、もうすぐ仙台七夕。
願いを書いた短冊がたくさん笹にぶら下がっていた。
大人が書いたものもあるが、大半が子供の字。
そういえば私も昔は書いたなぁ~、子供のときは
どんな願いを書いたんだっけ?
いつの時代も子供達は夢を短冊にかくんだなぁ。
日本の夏は、こういうところがいいよねっ
なんて心が暖かくなり、幼い字でちょっと読みにくい
短冊に目を通した。


『大きな家に住みたい。 れいな』

ん?

『十分にお金持ちになりたい。 はやと』

あれあれ?
次こそは、子供らしい夢をっ




『景気が かいふく しますように だいき』


がぁぁぁぁぁんっ!!!
夢ゼロォォォォォ!!!



短冊ごとで、すみません・・・

美奈子ママ

風邪を引いてしまった(泣)
咳が止まらない・・・

そんな訳で今朝かかりつけの病院に行くことにした。
咳が止まらなく眠りも浅かったせいで寝起きはぼーっとしていた。
寒気もするので、たくさん着込まなきゃっと思ったが、
いったい何を着ていいのかわからない。
そして目に付いた服を着込み、さらにもう一枚・・・
なぜ?そのシャツを?
数年着ていないであろうドブネズミ色のシャツを羽織った。
ドブネズミ色の服を着て、マスクをしたあたしは病院に向かった。

受付で診察券を出すと、
「お掛けになってお待ちください。」
と言われた。
通常このあと体温計を渡される。

混み合っていたせいもあり、体温計を渡されるまで少し時間がかかるようだったので、
大人しく椅子に座って待つことにした。

少しすると、診療室から看護婦さんが出てきて
「高橋さぁんっ」
(私は通常旧姓の青山を名乗っているが、実は高橋です。)

あれ?体温をまだ測っていないのに呼ばれるの??
いつもとは違った順番に戸惑いながら腰を上げた。
するとあたしよりも先に来ていたであろう女子高校生も腰を上げる。
あ、そっか、そちらの高橋さんでしたか、高橋は多いもんねっ!!

看護婦さんが再度呼びなおした。
「高橋美奈子さぁん」

はいはい、高橋は多いんだから最初からフルネームで呼んでくれればよかったのにねっ。
でも、大丈夫あちらの高橋さんですね。
あたしはまだですね。
なんてことを思いながらあたしは座りなおした。

看護婦さんは女子高生高橋さんを診療室に通しながら、あたしにむかって、


「お母さんも一緒にどうぞぉ」


誰が、だれが美奈子の母親じゃぁぁぁっ!!!!(激怒)


病んでいるのに、さらに追い討ちをかけられた・・・・・(泣)



あたくしごとで、すいません・・・

お誕生日

5月13日はあたしのお誕生日でしたぁ!!

みんなにお祝いしてもらい、最高の37歳を向かえられました。
そして、誕生日の前日に今後10年間の目標も決まって、
ますますパワフルなあたくしになります!!

そして、今日の小話は・・・
10数年前の誕生日の秘話を。

カラーズは今でこそ誕生日会が高齢(あれ?)、いや恒例ですが、
私が入社したてのころは、まったくのサプライズ。

20ん歳の誕生日、
お店をクローズしたあといつものように事務所に戻ると、
電気が消えていて真っ暗、あれ?誰もいないのかと
思いながらドアを開けた。
そこには、
火の灯ったろうそくが並ぶおっきいケーキが!!!

そして、隠れていたスタッフが
『HAPPY BIRTHDAY!!!!』
と迎えてくれた。
そして、驚くあたしの背中を押してケーキの前にたたせると、
『ろうそく吹き消してっ』
と。
感動して、若干うるっときながら一吹きでろうそくを吹き消した。
パン、パアァーンッ!!!
クラッカーまで鳴らしてくれた。

電気が点き、みんなのお祝いしてくれている顔に
『ありがとーっ、ありがとーっ』

普通はここで、じゃあ、ケーキ切ろうか、ってなりますよね。
それって、トイレしたら、手を洗うぐらい自然な流れですよね?!
なのに、
な、の、に!
ケーキをそのまま下げられた。。。
なぜぇぇぇっ????

実は、あたしが帰って着たらクラッカーとシャンパンで
びっくりさせる計画だった。
ケーキを準備して、シャンパンをすぐにあけられるようにして、
じーっと待った。



次に起こったのは・・・
あたしの到着を待たずに発射したシャンパンッ!!!
シャンパンの蓋が直撃したのは・・・



蛍光灯。 パリーンッ


見事、ケーキの上に着地した粉々のガラスの破片・・・


そんな訳でケーキはろうそくのみ。

でも、その日あたしが別にもらった小さいケーキを
みんなでちょっとずつ分けて食べました。
いい思い出です。


あたくしごとで、すいません。




←みんな、プレゼントありがとう!! 

ざっと、読む

ご無沙汰してます。
あたくしごとですが・・・皆さんお忘れじゃないでしょうか?
更新お待たせですっo(^∇^o)(o^∇^)o

2、3日前から、舌の裏がなんか痛い、
ほっておけばそのうち治るかな?なんて思っていたが、
痛さは増すばかり・・・(泣)

口内炎かなぁ・・・と、鏡で舌の裏を見てみた。
するとっ!!

皆さん、舌の裏のびらびらしてるやつ知ってます?
左右にあるびらびらのうち、右のびらびらが、
そうです、あの 右びら が腫れてますっ!!!
何かの実が生っているかのようです・・・
そりゃ痛いわけで、早速ネットで調べましたが、
特に同じような症状は紹介されていない。
口腔外科に行って診てもらうのがよいという
ことはわかった。

しかし、この辺りでどこに口腔外科の病院があるのか・・・
事務所にいたカラーズのスタッフに聞いてみることにした。

しかし、みんなも口腔外科なんてなかなか行くこともないので、
カラーズの情報網を持ってしてもわからなかった。

そこへSNJが現れた。

「俺知ってるよっ!!」
意外なことに、一番当てにしていなかったSNJが知っているとは!!
当てにしていなかった分、疑い深くなり何で知っているのかを
聞いてみなくてはっ( ̄^ ̄)

「俺さぁ、去年行ったんだよ」

「何しに?」(口腔外科に行くようなことってあったけ?)

「ほら、俺 いぼ痔になったでしょっ」
と、嬉しそうに話始めた。


「口腔のって、肛門のに似てるじゃんっ!!」
ええええええええええええええええええっ!!( ̄□ ̄;)!!



しかも何の疑いもなく、
「いぼ痔を診てもらいたいんですけどぉっ」
受付のお姉さんに言ったらしい・・・・


ただの変質者(T_T)
部位的にもかなり逆方向!!

もちろん診てもらえませんでした。



SNJごとで、すみません・・・

 

気遣い

どうも。

真の気遣いとは何ぞや?と気になる今日この頃。

あたしラーメン大好きです。
女性が1人でラーメン屋に行くと大抵チロチロ見られるが、
それでも行ってしまう。

ちょっと前、夜中にむしょうにラーメンが食べたくなったので、
近くのラーメン屋さんに行った。
深夜のラーメン屋には、男性の2人組み、男性1人が2組で
あたしが店内に入ると案の定チロ見された。

オーダーが決まったので店員さんを呼ぶと、今まで見たことがない
アルバイトの女の子がオーダーをとりに来た。
『オーダーはお決まりですか?!』
と、甲高い舌足らずな声で聞いてきた。
ラーメン屋ではなく、メイド喫茶に来てしまったか・・・

まあいい、と思いオーダーを伝えた。
すると、
その女の子は店中に響き渡る
甲高い舌足らずな大声で、

味噌納豆ラーメンと、餃子半ライスですねっ?!』

と復唱した・・・・
マジで?!・・・


店中の人に聞こえたであろうっ(さすがのあたしも恥ずかしい)
そして思ったであろう、
あの女、
こんな夜中にそんなに食うのかよ!
味噌納豆ラーメンの納豆は半ライスにのせて
いただいちゃおうって魂胆だなぁ
と。


そうだけど、大正解ですけど・・・(泣)


たしかに、元気にオーダーを復唱することは良い事だが・・・
時と場合、ケースバイケース、臨機応変だね。


深夜に1人でやってきた女は、ひっそりと
オーダーを確認してほしかった・・(泣)


はぁ~ 真の気遣いとは難しい。

いつしか言われたいあたしのベスト2は、

さりげない気遣いだなぁ


面白い人だなぁ




あたくしごとで、すみません。



←全国ラーメン党 会長

引退試合

冬季オリンピック真っ只中。
連日ニュースでは
4年に一度のこの一瞬を目指して戦ってきたっ!!
とアナウンサーが報道している。
ふと、高校時代を思い出してしまった。

あたしの行っていた高校は、
文武両道の精神に則り、進学校なのに全員部活に入ることが
義務付けられていた。
あたしは高校に入ったら、遊ぶぞっと決めていたので、入部なんて
寝耳に水・・・中学生時代にやっていた吹奏楽も続ける気はないし・・

そんなこんなで、締め切りが迫ってしまいバレー部の友達に
誘われるがまま、マネージャーとしてバレー部に入部した。

このバレー部は変わった決まりがあった。
先輩を呼ぶときに
”〇〇せん” と呼ぶ。
例えば、みちこ先輩なら 「ミチせん」

どーでもいいけど・・・かっこ悪い・・・
来年自分も 「りょうせん」と呼ばれるのかと思うと、
ぞっとした(怖)

入部して、3ヶ月が経ちやっとこの”〇〇せん”になじんできた頃、
3年生の引退試合がせまってきた。
あたしはこのバレー部に入って、ずーっと気になっていたことがあった。
それは3年生の”ユミせん”のこと。
ユミせんは、万年補欠の3年生。
(見た目は小木矢作の小木と、光浦 靖子を足して2で割った感じ。)

練習は一度も休まず真面目に練習をしてきたと、2年生の先輩に聞いた。
だが、一向に上達することがなく一度も試合に出たことがないらしい・・・

そんなユミせんに最後の晴れ舞台はあるのだろうか!?
いや、あって欲しいっ!!と望みながら、監督が発表する選手名を
聞いていた、6人が呼ばれ(そのうち2人は2年生)ユミせんもあたしも
がっかりしていたそのとき、
「ユミ、おまえも明日の試合にはだすから、そのつもりでこいっ」
やったーっやったよ、ユミせんっ♪♪

次の日試合会場に登場したユミせんは、いつもの眼鏡をコンタクトに替え、
いつも無造作に結っていた髪も、綺麗に編みこんである。
そんな気合の入ったユミせんを見たら、応援にも気合が入った。

1セットが終わり、2セットめの中盤あたし達の高校がリード。
ここで、一気に点差をつけたいっ!!
そのとき、監督が立ち上がり選手交代の合図がっ!!!

きたっ! ユミせんの出番です!!
「頑張れ、頑張れ、ユミせんっ

ゆみせんのサーブッ!!

「ソォォォォォォォォォォォォォォッレッ!!」

ユミせん、ナイスサーブっ!!!


「ピ、ピピィィィィッ」
なぜか、審判の笛が鳴り、試合が中断した。


と、コートを見ると ユミせんが四つんばいになっているではないかっ!?
な、何があった、ユミせん、怪我か!?
いや、怪我ではなさそうだ。

んっ!?

えええええええええええっ!!??

ま、まさか・・・・・・





ユミせん、コンタクトレンズ探してる・・・・


せっかくの晴れ舞台につけてきた慣れないコンタクトを、
サーブの勢いで落としてしまったらしい。

拾うの今かよっ
ゆーみーせーんっ

その後すぐに選手交代されたのは、言うまでもない・・(泣)



あたくしごとで、すみません。

カレー記念日

「正直あまり料理は好きではない」
と言うと、まったく料理が出来ないと思われてしまう。
好きじゃないが、一応生きていくには困らない程度の
料理はできる。
カレーを除いては・・・・

国民的料理のカレーライスが美味しくできたためしがない↓
毎度毎度、びみょーな味のカレーが出来上がる(泣)
自慢じゃないが、他人から「不味い」といわれた事だってあるっ!!
この話をすると、カレーを不味く作るほうが難しい と・・・・

それに、あたしのカレーは非常に割高¥¥¥
カレーは安あがりで美味しいっ なんて、嘘だっ!!

あたしなりに原因を考えてみた。
何がいけないのだろう・・・

みんなが教えてくれた、「これ入れると美味しいよ」
*にんにく
*ヨーグルト
*ソース
*ローリエ
*りんごのすりおろし
*蜂蜜
*インスタントコーヒー
*各種スパイス

それに、市販のカレールーだって、2種類ブレンドする。
(りんごのすりおろしは、りんごが高かったとき、一度りんごジュースで代用したが、
 さらっさらのカレーが出来た・・・)
これらを全部買ってきて入れてるのにっ!!
しかも、カレーを作るときは、大体半日がかりです。
だって、たまねぎひたすら炒めろって聞いたし。

こんなに、お金と労力を惜しみなく注いでも不味い・・・
なら、いっそもう一生カレーは作るまいっ(大泣)

そんなある日、言われました。
「箱に書いてあるまま作れば美味しいよ、
だって、りんごも蜂蜜も入っているよっ」

そうだったっ!! 
その昔、西条秀樹も言っていたじゃないか!!
♪りんごと蜂蜜恋をしたぁぁ♪

なんと、あたしは、そんな恋をその他大勢の材料で
ぶち壊していたのだっ!!
なんという 略奪愛っ


そんなわけで、作りましたよっ
箱に書いてある通りっ

なんて、安上がりで美味しいのでしょうかっ!!
しかも、あっという間に出来ました。

これでカレー克服ですっ
あっ、でも、料理は好きじゃないのには変わりませんけど・・・


あたくしごとで、すみません。


←ごめんね、HIDEKI

いい訳

最近プールに行ってないっ!
このあたくしごと・・・を始めたのと丁度
同時期に行き始めた水泳。
あんなにゴーグルの進歩を絶賛していたのに、
気がついたら1ヶ月以上行ってない・・・・

別に、泳ぎたくないんじゃないっ
どちらかというと、泳ぎたいっ!!

じゃあ、何故行かないか????


温水プールの温水が温水なのに冷たい(泣)
泳いでいるうちに、丁度いい感じになるのだが・・・
(温泉ぐらい熱かったら、泳ぐのつらいだろうな)
当たり前のことなんだとわかってはいるが、せめて
あと2,3度水温を上げて欲しいっ!!

だって、
お腹の弱いあたしは冬時期はもっぱら下痢だ。
そんな状態で、冷たい温水に入ったらっ!


金魚・・・






お食事中ならすみません。

あたくしごとで、すみません。

富士山噴火

お久しぶりです。

小学校3年5組の頃のお話。

3年5組に麗子ちゃんという子がいた。
このころあたしは、この麗子ちゃんと令子ちゃんという Wれいこ と仲が良かった。
(どうでもいいが、あたしの母は礼子)

麗子ちゃんは自慢が好きな子で、自慢のネタは

1、お母さんが若くて美人
2、家が小金持ち

残念なことに麗子ちゃん自身は、どうやらお父さん似のようだった・・・

そんな麗子ちゃんのお家に令子ちゃんと遊びに行くことになった。
麗子ちゃんの家は新しく建てたばかりで、
当時の田舎では珍しく西洋風な造りで、屋根裏部屋まであった。

当然、美人のお母さんが出してくれたおやつもケーキとオレンジジュース。
でんろく豆か、カリカリ梅とカルピス(もしくは牛乳)育ちのあたしは
軽くカルチャーショックをうけた。
今になって考えると、なぜ酒のつまみのようなおやつを
食べさせられていたのだろう??
食べ合わせも最悪だし・・・

おやつを食べていると、麗子ちゃんは
『知ってる?』
麗子ちゃんは自慢話を始めるときに必ずこの切り出しをする。
『近いうちに富士山が大噴火するんだよっ』

令子『うそだぁっ』
量子『・・・・・・!!』(やばいよ、知らなかったよっ)

麗子『本当だよ、だってうちのお父さんが言ってたもんっ
   そしたら、植田の町も溶岩が流れてきてなくなっちゃうんだって』

想像力豊かなあたしは、溶岩に飲み込まれるとこを想像し、
あまりの恐ろしさにチビりそうになった。
どーしようっ!!

そんなチビりをよそに、麗子ちゃんは続けた
『でもね、うちの家族は助かるんだっ』
な、何で!? 早く教えてその秘策!!
『富士山が噴火したら、家族全員で飛行機でハワイに逃げるんだって、
うちのお父さんが言ってた』
な、なぁるほど、その手があったか!
ありがとう麗子ちゃん!!(感謝)

んっ!?ちょっと待て、いったい飛行機代っていくらかかるのだろう?
そうなんです、あたしの幼少期は昭和、まだ海外旅行は庶民のものでは
なかった時代・・・
¥¥¥超高額¥¥¥
なんと麗子は富士山の噴火という一大スクープをネタに、
自分の家の金持ち具合を自慢していたとはっ(イラッ)

令子ちゃんの家も地元で大人気のケーキ屋さんでまずますのお金持ち、
っということは、あたしだけ溶岩の下敷きになって死んでしまう(泣)


いてもたってもいられなくなり、麗子ちゃんの家を早々にさよならして、
走って家に帰った。

『おかぁさぁんっ!!』
台所で夕飯の支度に追われている母礼子に詰め寄った。
つうか、また魚・・・・

『ねぇお母さん、富士山が噴火するよっ!!』
『あぁ、そうなの』
もーっ、なんでのん気なのっ そんなんじゃ逃げ遅れちゃうよっ!!
『うちも飛行機でハワイに逃げられるよねっ?』
相変わらず、突飛な発言をする娘には慣れっこの礼子は
『あははっ 無理無理っ6人でハワイに行けるお金なんかないわよぉ』

や、やっぱり・・・・・・(グスッ)
内心そうだろうと思っていたが、現実を目の当たりにするのはつらい・・
死んじゃうよぉぉぉぉぉぉっ!!

それでも、畳の裏あたりに隠し財産的なものが
あるんじゃないかという期待を抑えられず、
しつこくハワイを懇願した。

最初は娘の他愛も無い話を軽く流していた礼子も、あまりのしつこさに
だんだんとイライラしたのか、とうとう・・・

るさいっ、ない物はないのっ!!』
びくっ!!やばい本気で怒らせてしまった・・・

『だいたいね、飛行場はここより富士山に近いのっ、
もし、富士山が噴火したらここより先に溶岩に飲み込まれるのっ
わざわざ溶岩に飛び込みに行くような馬鹿なまねしたいなら、
麗子ちゃんの家族に着いていきなさいっ!?』

おっしゃるとおりです・・・
(後半は麗子ちゃんち批判が若干入ってますが・・)
目が覚めました。

この話をしたら自慢しぃの麗子ちゃんがどんな顔するかと
思うと、夕飯の魚の美味いことっ♪

あたくしごとで、すいません。


←あれから、20年近く経ちましたが、今だ噴火はしてません。

日米格差

今朝、お料理好きのしっぽちゃんが、
「たくさん作ったので・・・」
と、手羽先の紅茶煮を持ってきてくれた。
とても美味しく頂いた。女子って感じの料理!!

鶏肉の骨は犬が食べると、喉に刺さってたいへんなことに
なるためみんなに注意をしてフタのついたゴミ箱にすてた。

※鶏肉の骨は縦に割れる為、危険なのです

美味しい余韻にひたり、ふぅっと一服していると、
ある出来事を思い出した。


数年前、アメリカに買い付けに行ったときのこと・・・

その日は、とあるフリマに来ていた。
フリーマーケットはいろんな人が、いろんな物を売り買いしていて
とても面白い。
うろうろしていると、仲良しのディーラーのジョンに会った。
ジョンは家具のディーラーなのだが、このフリマではなぜか
日本か中国の骨董品(?)らしきものを売っていた。
(ジョンは自分が似ているからか、力士グッズが大好きである。)

ジョンはあたし達を見つけると、すごくオーバーにびっくりしてみせて、
「ベイビーっ!!」
と、ハグをしながら、そのままあたしを持ち上げた。
アメリカ人から見ると、30代のあたしも子供のようだ。
たしかに、いろんな意味で発育途上だが・・・
ほっといて・・・(泣)

あたしも、ジョンのでっぷりとしたお腹をペチペチと叩きながら
挨拶をした。
しばらく立ち話をしていると、ジョンの背後から、
「キャンッ!キャンッ!」
と甲高い犬の鳴き声がした。
どうやら、今日は奥さんが外出する為、飼い犬をフリマに
同行させたらしい。
種類はよくわからないが、マルチーズとテリアの混血っぽい、
40センチぐらいの超小型犬。ジョンが抱くとなおさら小さく見える。

「グッガール!!」(GOOD GIRL)
メス犬らしい。
そう言って、ジョンはタッパーから餌を取り出して、ポンッと
放り投げた。
超小型犬は上手にキャッチした。
「グッガール!!」
バリバリッ ムシャムシャ

ポイっ
キャッチ
「グッガールッ」
バリバリ、ムシャムシャ

あまりにもすごい音がするので、何を食べさせているの?と
訊ねると・・・



「チキンボーンッ!!」

※!!〇△□$&っ?!


チラッとグッガールを見ると、美味しそうに鳥の骨を食べている・・・
平気なのっ?
こんなに、超小型犬なのに、鳥の骨の脅威は微塵にも感じさせない。
さすが、アメリカの犬!!


変なことに関心していると、ジョンのへんてこ骨董品に人が集まって来た。

「ベイビー、グッガールを散歩させてきてくれっ」
と、リードを渡された。

発育途上な東洋人と超小型犬の散歩を見て、いろんな人が声をかけてくる。
楽しくなり、
「グッガール♪、グッガールッ♪」

しばらく歩いていると・・・・

グエッ、グエッ!!

グッガールがまさかの嗚咽っ!!(焦)

びっくりして、持っていたペットボトルの水を飲ませようとしたが、
受付けてくれない(泣)
やばい、こんなところで、死なせてしまったら、ジョンになんと言ったら
いいんだっ!!??


落ち着け、落ち着け、発育途上のあたしっ!!

あれ?待てよっ、これって・・・・


一か八か、グッガールの背中をおもいっきり叩いてみたっ

バンッ!!

グエッ ケホッ!!

コロン・・・・


チキンボーン!!


やっぱり・・・・ジョン・・・

グッガールは骨を吐き出しケロッと元気になった。




あたくしごとで、すいません。



←びびったあたしは、まさにチキンヤロー

年の差カップル

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
今年もたくさんの『あたくしごと・・・』を
更新していきたいと思いますっ

さっそく・・・

今日は夕方前から小雪が舞っていた。
そんな中、久しぶりに来店してくれたなじみの夫婦。
この夫婦には、リクくんという今年3歳になる男児がいる。
前回会ったときよりも、たくさんおしゃべりができるようになっていた。

ママとパパが家具の相談をしている間、リクくんはあたしの手を握り
『りょーこちゃん、あっちのお店に行こう』
と、デートに誘ってきた。

か、かわいいっ!!

『行こう行こうっ』

こうして年の離れたカップルは、小雪が舞う外へ飛び出したっ

外は、小雪が舞うというより、吹雪いてた・・・

『さ、寒いっ』
『僕 ジャンパー着ているから寒くないよっ』

・・・だろうね。
あたしは、着のみ着のまま飛び出してしまったので、
薄着であるが、そんなことは3歳児の彼にはわかるまい・・

ここは、ちょっと寒さをがまんして、リクに付き合おう。

『ねぇリク、りょ-こちゃん寒いから、この雪をやっつけてっ』
すると、リクは、うんっと大きくうなずいて、
吹雪いている雪にキックを連発して、
『りょーこちゃん、暖かくなった?』

か、かわいいっ!!

そんなことをしばらく続けていたが、
やはり36歳の体には寒さが身にしみる。
何度か中に入ろうと誘ってみたが、
一度楽しいことを発見してしまった子供は、
中毒症状に陥り、簡単にやめようとしない。
何度も、キックをしては、『暖かい?』と
年増の彼女を雪から守ろうとする健気な姿がたまらない。

でも・・・・寒さは変わらない・・・


『リク、りょーこちゃんもコートを着てくる、いい?』
『いいよ』

やっと、コートを着れて、若干暖かくなった。

しかし、あたしにも中毒症状がでており、懲りずに
『リク、寒いよぉっ』
と、”吹雪キック”をおねだりした。
すると・・・・・・


『コートの前、締めたら?!』


えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!

急に現実っ!!
たしかに、コートのボタンを締めるの忘れてたけど、
今までの、バーチャルな世界はどこいったぁ!? リクよっ!!

初めて知った
年下の彼にもてあそばれるって、こういうことか・・・



あたくしごとで、すいません・・・